大阪の路面電車 堺トラム(阪堺電車の低床車両)に |
|||||
車椅子電車評論家 |
|||||
アシトド松井 |
|
大阪と堺を結ぶ阪堺電車に車椅子でも乗車可能な低床車両(堺トラム)の運行が始まったという連絡をいただいたので、早速乗りに行くことにしました。訪れた時点では大阪市の南の端の我孫子道という電停から堺市の浜寺公園前電停までの運行で、大阪の中心部への運行は始まっていませんでしたが、難波から南海電車で住之江駅まで行き、我孫子道から堺トラムに行く計画です。ところが、難波へ行く機会は、なかなかないもので、途中で車椅子席が偶然空いていた吉本新喜劇を見物してしまい。最終の電車に分刻みの移動でたどり着くこととなりました。 |
なお路面電車の駅についてはこのホームページでは電停と記載しています。 |
2013年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。 |
|
難波から南海電車・住之江駅にやってきました。 |
南海・住之江駅に着きました。 |
お約束のトイレチェック |
コンコース階から地上におります。 |
住之江駅から我孫子道へ |
住之江駅から我孫子道へ向かいます。道を間違わなければすぐです。 |
我孫子道には車庫があり堺トラムも見えました |
我孫子道で堺トラム(低床車両)を待ちます |
1番ホームに行ったら |
第5便に間に合いましたが |
発車ホームが違うということで3番ホームへ |
堺トラム(低床車両)のお出ましです |
今となってはもう昔のことですが、著者は手動車椅子・単独で住吉大社への参拝をこころみて坂道で疲れてしまい、目の前を行き交う路面電車(阪堺電車)をながめて、この電車にのせてもらえたら、楽に帰れるのになぁとため息をついたことがあります。 |
2013年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。 |
浜寺駅前までの低床車両がホームに入ってきました |
床の一部を反転させてスロープ板がホームに渡されました |
座席を折りたたんで車椅子スペースがつくられました。 |
堺トラムは、鉄道会社の方の説明によると、3両編成のうち両端の車両にのみ車輪が付いていて、車椅子スペースのある真中の車両が低くなっているそうです。 |
阪堺電車は大和川を越えて堺へ |
車窓から確認できた駅は通路が整備されているようでした。 |
浜寺公園駅前につきました |
浜寺駅前に到着、床の一部を反転させてスロープ板を設置してもらいました。この駅では先の電車が発車するまで、次の電車は待機しなければならないようで、降車ようのホーム(といっても一般道とほとんど変わらない感じ)が設けられていました。 |
こちらは浜寺駅前を先発する電車が停車していたホーム、写真に写っている赤い車両はステップのある従来型で車椅子での乗降は不可能です。新しくスロープ化されたように思いますが、点字ブロックなしで視覚障害の方は大丈夫かなぁ? |
2013年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。 |
南海・浜寺公園駅から難波にもどります |
南海の浜寺公園駅は明治につくられた洋風木造建築物として有名なんですが、バリアフリー的には残念。駅舎の前に階段があり、大きな声で駅員さんをよんで、凸凹坂を押してもらって別の改札口から難波行きホームに誘導してもらうことに。和歌山市方面ホームには階段を乗降できる方には地下道があるのですが、出来ない場合迂回して一般の踏切を渡ってスロープ通路でたどりつけます。 |
合理化で駅員さんが少なくなるという情報を得ているのですが、介助をうけられる良い方法はないものでしょうか? |
難波行きの電車がやってきました。渡し板設置サービスをうけて無事に乗車できました。 |
南海・難波に到着です |
南海・難波駅は頭端駅でエレベータ、車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがあります。 |
2013年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。 |
|
空いている時間帯を選んでの阪堺電車の小旅行でしたが、鉄道経営を考えればもっと地元の方に利用してほしいですね |
余計なお世話かもりれませんが、オストメイトの路面電車マニアの方のために南海・難波駅と南海・住之江駅のトイレ情報も掲載しました。 |
アシカなくてもトドまらず |
|
アシカなくてもトドまらずはオストメイトと車椅子利用者のバリアフリー観光旅行応援サイトです。 |