長崎県を車椅子で旅行しましたが長崎は今日も雨で、毎日坂道でした。

(著者の行ったところだけですけど)車椅子利用者のための
車椅子での公共交通利用&旅行情報  長 崎  2ページ
車椅子電車評論家アシトド松井

タクシーを利用してグラバー園へ向かいました。エレベーターが整備されていました。

長崎の二日目は雪混じりの小雨、でもせっかく長崎に来たのだし、昨日長崎の坂のすごさは体験済みでしたしタクシーでの移動がスムーズに行えたので、長崎駅前からグラバー邸まで往復と観光案内(結果的に介助も)をお願いすることにしました。

斜めにつくられたエレベーターと垂直につくられたエレベーターでグラバー園へ

(グラバースカイロード)

タクシーは石橋というところから坂道を上ってグラバー園への斜行エレベーターの前に案内してもらえました。このエレベーターは斜面にひろがる住宅地に住む方の利便性の目的もあって設置されたというお話でしたが。車椅子旅行者の著者のためにつくっていただいたのだと感動してしまいました。斜行のエレベーターはグラバースカイロードと呼ばれていました。
(平成21年取材)

石橋方面からの坂道 まずは斜行エレベーターで、タクシーの運転手さんは反対側のゲート方向に車を移動されました。
垂直型のエレベーターに乗換、車椅子でグラバー園の山側の第2ゲートーに向かいます。旧三菱第二ドックハウスが見えてきました。
グラバー園へ到着しました

旧三菱第二ドッグハウスへのスロープ

スロープ通路(右側)で移動します

園内に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

坂道には上りもあれば下りもある。

長崎港を背景に記念写真

タクシーの運転手さんに助けてもらって

雨が降ってきて移動がたいへん

旧グラバー住宅へのスロープ

旧グラバー住宅で記念撮影

(平成21年撮影)


というように、グラバー園観光はさすがに公共交通機関で自力移動という訳にはまいりませんでしたが。無事に長崎の坂道と雨を満喫することが出来ました。次に今回(平成21年)の旅で博多〜長崎を利用したJRの特急列車「白いかもめ」の車椅子対応車両をご紹介いたします。

特急「白いかもめ」の車椅子対応車両について(平成21年乗車体験)

博多から長崎へはJR九州の車椅子対応車両のある特急「白いかもめ」に乗車しました。車いす対応座席は2席で、ひじ当ては固定式のもので、著者の障害のレベルでは座席に乗移ることは大変でした。車イス対応トイレは広いものでしたが、手すりの位置が遠くて、障害のレベルによっては介助が必要ではと思われました。
(平成21年乗車)

特急「白いかもめ」

ステップ(車内段差)はありませんでしたが、単独乗降は無理でした。

「白いかもめ」の車イス対応座席

トイレは車両の通路を曲げて広くつくられているのですが、手すりの位置が気になるところ。
(平成21年乗車体験)


ハウステンボス(長崎県・平成9年取材)

JRハウステンボス駅(長崎県)
エスカルが設置されていました。改札 口を出ればハウステンボスまでは段差無しにたどりつけました。
(平成9年取材)

ハウステンボスにて(平成9年撮影)