<熊本電鉄・上熊本駅>

熊本電鉄・上熊本駅はJR上熊本駅に隣接している頭端駅、車椅子で少し坂道を上がってから平坦にホームに入ることができました。また駅のホームには木製の車いす用渡し板が立てかけてあり、運転手さんの介助をうけて乗車することができました。     

(平成20年取材)

熊本電鉄・上熊本駅

熊本電鉄・上熊本駅に用意されていた木製の車椅子用渡し板と乗車のようす


<熊本電鉄・北熊本駅>
上熊本駅から乗り込んだ列車は北熊本までの運転で、この駅で乗り換えて御代志駅に向かいました。ホームの端の一般通路がスロープ状であったこと、また自転車を車内に持ち込まれている乗客が何人かおられたことから、車椅子での乗降が可能な駅だと推測しましたが、乗り換えに利用したのみで実際に改札口からは出ていませんので詳細は不明です。                

(平成20年取材)

 
北熊本駅はホーム間の一般の通路がスロープ状でした 時間帯によっては自転車の持ち込みもみとめられているようでした。 北熊本駅でも車椅子用渡し板を設置していただけました。改札口からすぐに公道にでられそうですが、乗換えしかしていませんので、詳細は確認できていません。

<熊本電鉄・御代志駅>

熊本電鉄・御代志駅は頭端駅でスロープ状の通路で車椅子での利用が可能です。また電車の発着するホームの反対側に路線バスの停留所があり同じホーム?で電車とバスの乗換えが可能という、著者が初めて体験したタイプの駅です。以前はバス停側にも線路があったのかもしれません。                                                       

(平成20年取材) 

 

熊本電鉄・御代志駅は同じホーム上にバス停がある、車椅子対応バス(写真右側)もみつけましたが、乗車していませんので詳細は不明です。 駅の近くに農業公園がありました。

<熊本電鉄・藤崎宮前駅>
熊本電鉄・藤崎宮前駅は頭端駅で、平坦にホームから改札口そして一般道路にでることができました。駅ビルの一階にホームが有り。著者が体験した列車は車両とホームの段差がほとんど無く、車椅子のキャスターを上げられる方なら単独乗降が可能な状況でした
(平成20年取材)
藤崎宮前駅の駅ビル 改札口には自転車の持ち込み可能時間が表示されていました 車両とホームの段差はほとんど無し

熊本電鉄に車イスで乗車体験して

著者の記憶が正しければ平成5年ごろ電動車いすで九州を鉄道旅行された仲間が、熊本鉄道の駅に車イス用渡し板が用意されていたことを「きらっと光るものを見た」とかたってくれました。交通バリアフリー法が出来る7年も前、鉄道の駅にエレベーターが設置されたら新聞に載った頃の話です。だからこの電車に乗ってみることはとても楽しみなことでした。車窓からは木製の車椅子用渡し板が立てかけてある駅もみつけられました。また時間帯によっては自転車の車内持込を認められていることから、多くの駅で車椅子の利用が可能なのかもしれませんが、実際に利用した駅以外の状況は車窓からでは分りませんでした。また別の鉄道会社出身のいろいろな電車が運行されており、鉄道マニア的にも楽しめました。

上熊本から北熊本まで乗車した電車のつり革には「東急百貨店」の文字が

時間帯によっては車内への自転車の持ち込みも可能とのことでした。 ホームになにげなく立てかけられている車椅子用渡し板。著者の車イス旅行仲間が平成5年にみた「きらっと光る」光景はこのようなものだったのでしょうか。