JR特急・観光地のノンステップ路線バスを事前に予約 シュックル(手動車椅子)2名で

和歌山南紀・白浜を車椅子対応バスで巡りました。

車椅子電車評論家

アシトド松井

中 編

今回はシュックル(手動車椅子)利用者2名・介護者なしで、和歌山県・南紀白浜温泉の景勝地・三段壁にむかったのですが、バス会社が配車してくださったのとは別のノンステップバスに乗ってしまい無事到着?三段壁にむかって急な坂道を下って行くんだけど、帰りは当然上り坂、日ごろは簡易電動ばっかりで外出してる著者は、どーするんでしょうねえ〜?

平成25年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。


三段壁のバス停から海岸へ坂を下って三段壁洞窟へと向かいます。

お土産屋さんの並ぶ坂道をくだり三段壁に到着です。

三段壁洞窟へはエレベーターで36メートル下ります。

洞窟内部はスロープが設置されていました。海が見えてきます。

三段壁洞窟の周辺海域は熊野水軍の集結地で壇ノ浦の合戦では源平どちらにつくかの思案がおこなわれたそうです。

三段壁洞窟からの眺め
 
        圧巻です

湧泉を飲ませていただきました。

実は洞窟に入ってからずっと係りの方が車椅子を押して案内してくださいました。

皆さん、確かにシュックル(手動車椅子)二人だけの旅で同行の介助者はいないでしょ!写真は洞窟を案内いただいた方が撮影したんですよ!

そんなこといちいち書くから介助者をつれていったとうたがわれるじゃ・・・

でもなんだかんだ、いっても洞窟内では、係りの方に車椅子を押して案内していただきました。ありがとうございました。

繁忙期(お客さんの多い時期)だったらこういうご配慮は受けられなかったかもしれませんね。

平成25年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。

三段壁から急な坂を上り、配車していただいたノンステップ路線バスの来る、三段壁バス停に向かいます。

三段壁には車椅子対応トイレがありました。

三段壁からの急な坂道をシュックル(手動車椅子)で力強く上ってゆく。といいたいところですが、見かねた売店の方が、押してくださいました。そのようすを撮影しようとした著者は当然、押していたただきました。

ありがとうございます。

ぜんぜん自力で坂道をあがってないんじゃないの!

配車していただいたバスに乗り遅れてはたいへんですので
余裕を持って三段壁バス停に到着しました

なお、訪れた時点で、バスの時刻表にはノンステップバスの運行についての表示はありませんでした。

待合室で一息、やっぱりシュックル(手動車椅子)はつかれるなあ〜 
 といっても全然自分でこいでないじゃないの?

こちらは、バス停前で時刻表を再確認、車椅子で行くノンステップ路線バスの旅、旅情を感じさせませんか。

ノンステップバスが約束の時間よりも早くきたので、運転手さんにうかがってみると、配車してもらったバスより先の発車のもの。「営業所に連絡するからだいじょうぶだよ」ということで乗せてもらえました。ではもう一度 結果的には別に事前連絡しなくてものれたじゃん、それだけノンステップバスの導入が進んでいるようです。

車内では「筆談具あります」との表示が。これは聴覚障害者のためのバリアフリー・UDなのか。そういえば私、仕事で聴覚障害の方と対面した時、「手話が出来ません」と手話で伝えた経験があります。
     それじゃ駄目じゃん!


というわけで、行きも帰りも配車していただいたノンステップバスとは別のノンステップバスで宿泊施設のある「千畳口」のバス停に戻ってきました。

今回は豪華に宿で食事をとりました。自家用車でなく、路線バスでの車椅子観光旅行だからお酒も飲めるんですけど、著者は身体の問題でアルコールはドクターストップ。お酒が飲めるようにリハビリするぞ〜!?

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平成25年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです

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