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新幹線と路線バス・地下鉄に乗って シュックル(手動車椅子)2名で介助者なし

 

埼玉県の小江戸・川越そして大宮へ
新幹線さらに電車とバスで
バリアフリー観光旅行こころみました

車椅子電車評論家

アシトド松井

車椅子で新幹線・路線バスで川越城下・蔵の街へ

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川越城の本丸御殿(現存する本丸御殿としては高知城と2つだけだそうです)に車椅子のままで見学されてもらえることとなり、お城好きの著者のテンションは最高潮。もはや隣の家に蔵が立っても腹は立ちません。ここまで見せていただければ充分です。
後は直ぐにバスに乗りたがる旅のパートナー(こちらも手動車椅子利用)をなんとかなだめて、蔵の街まで行ってしまおうという魂胆です。そのためにはノンステップバスの運行されていると思われる路線沿いに、もう一つ先のバス停まで行ってみよう、などと誘ってゆく「もう少しでバスにのれるよ車椅子誘導作戦」が大切です。城下町と蔵の街みたさに最悪JR川越駅まで、手動車椅子で行ってしまおうという魂胆です。ノンステップバスなど車椅子対応バスの運行本数の多い地域では、ターミナル駅などに戻る場合は割と簡単にバスに乗せてもらえる体験をしていますので。

そしてJR大宮駅からニューシャトルに乗って鉄道博物館をめざします。

前半は車椅子のいい加減に城マニア、後半は車椅子の鉄ちゃんバッちゃんの旅行を画面上ではございますが、ご一緒にお楽しみいただければ幸いです。


2013年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。


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川越城本丸御殿に車椅子のままで入れてもらえました

下半身を代行する舗装具が車椅子なんですけど、どうしても土足と同じになってしまうので、他のかたが靴を脱がれるような場所、例えば畳の部屋とか、ピカピカに磨いてある廊下とかでは、やはり遠慮してしまいます。著者は腕が使えるのですから事前に予想が付く場合は雑巾等を持ち歩くべきなのですが、現存の本丸御殿に自分の車椅子のままで入れてもらえるとは全く予想しておらず。係りの方にはご迷惑をおかけしました。

なお、川越城には天守閣は無く、本丸御殿が城の中心です。

川越城本丸御殿

リフトで上げてもらってタイヤも拭いてくださいました。

歩ける方は靴を脱いで入られるのですから、やはり気が引けます。

ガイドの方が川越城の歴史について解説してくださいました。大きな屋敷ですが、それでも現存しているのは一部だけだそうです。

由緒のありそうな絵のかかれた近くまで
車椅子のままでいけました。

車椅子の人の動線を考えてしてゴザをひいて畳の部屋を通過できるよう配慮されている、ところがあり感激してしまいました。

増築された部分にスロープ通路と多目的トイレ(オストメイト対応は無し)がありました。

川越城本丸御殿は松の廊下刃傷事件や大政奉還など歴史上の大きな舞台にはならず、そのことで残されているものの本来の価値よりも低く扱われているのではないか、と思えました。しかし和風建築や和室のバリアフリー化をここまでしていだだければ、「現存城郭建築物バリアフリー大賞」なんかを創設してもらって贈ってほしいですね。再建天守や御殿ですら車椅子を寄せつけないところが、いっぱいありますから。

川越城本丸御殿の関係者のみなさん、関西からの車椅子の城マニアに最大限のおもてなしをしていただき、ありがとうございました。

2013年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。

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道路を渡って博物館内で庭をみながら食事をとりました。

一つ先のバス停まで行ってみよう、などと誘ってゆく「もう少しでバスにのれるよ車椅子誘導作戦」も開始されます

第一ノンステッバス発見
バスに直ぐに乗れるから安心だよ。

それじゃ、慌てて駅に戻らなくても、ここで食事をとりましょう。

庭を見ながらゆったり食事の時間、なんだけど、昼休みは電話番なんかしてた頃の癖で食べるのが早すぎ。

次のバス停まで散策しませんか。とかいって。

第二ノンステッバス発見
この街はどこからでもノンステップバスに乗れそうだからもう少し散策しない?とか誘って。

中ノ門堀跡に立ち寄ることができました。

ノンステップバスに乗るタイミングを引き伸ばしながら蔵の街をめざしていると偶然、川越城の堀の跡を公園化されている場所にたどりつきました。関東の城は石垣を積まずにつくられた土の城が多いのですが、川越城の中の門堀にも石垣が使われていなかったようです。まあ興味の無い車椅子利用者の方には理解を超えているでしょうが、こんなところも城下町散策の楽しみ方のひとつです。

第三ノンステッバス発見、何台も走ってるからいつでも駅にもどれるよ。右の象は、江戸の元を築いた戦国武将・太田道灌

ついに蔵の街に到着しました。第四ノンステッバスがきましたが、「乗って駅に戻ろうよ」 「次のバスにして少しだけ蔵の街をみていこう」

「もう少しでバスにのれるよ車椅子誘導作戦」大成功

2013年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。


 

蔵の街を散策します

蔵もいっい、観光客も大勢きてる。

オカキを買って、手動車椅子で食べ歩き?

交通量も多いから注意してね

街のシンボル

時の鐘

記念写真をとってくださいました。

埼玉りそな銀行じゃないですか。埼玉県らしいですね。

こちらの方は文化財的価値があるそうです。

著者は日ごろは簡易電動を使っているので、動きが鈍い。

川越駅行きのノンステップバスに乗るときがきました

結果的に川越駅から川越城本丸御殿・蔵ノ街・時の鐘をめぐるルートの3/4程度の行程をバスに乗ることが出来ました。
「もう少しでバスにのれるよ車椅子誘導作戦」
は予想外の小江戸・川越車椅子楽チン観光旅行を実現することができました。

ノンステップバスで、スロー板を収納箱に入れてエンジンがかかるタイのものでした

車椅子スースが二台分あるので助かります

2013年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。

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川越駅からJRに乗って大宮をめざします

ノンステップバスで無事に川越駅(東口側)に戻ってJRの電車にのって大宮に戻ります。

2013年著者が訪れた時点の状況でのレポートです、最新の状況につきましては是非ご自身の車いすでお確かめいただければ幸いです。

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アシカなくてもトドまらず


元総理はお父様から「隣の家に蔵が立つと腹が立つ」といわれたそうです。
そこらじゅうに蔵を建てやがって腹が立つ(怒り)  蔵の街だからしょうがないじゃん

アシカなくてもトドまらずはオストメイトと車椅子利用者のバリアフリー観光旅行応援サイトです