京都での車椅子観光旅行・清水寺・二条城・嵯峨野観光鉄道　P2

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車椅子で清水の舞台にたどりつけました。また音羽の滝を見ることが出来、参拝することができました。

清水の舞台

単独で簡易電動車椅子を使って五条坂・茶碗坂を昇り、案内板にそって、清水寺の舞台にたどり着けました。一般の参道とは別ルートとなる所もありますが、スロープ通路が 行き届いていました。ただし坂は長くて急勾配、自動 車を使用されない場合は、それなりの車椅子操作技術が必要です。著者の体力では電動でなければ、たぶん 坂の途中でくじけてしまっていたでしょう。それゆえ に清水の舞台からの眺めは、すばらしいものでした。

（平成１５年参拝）

平成21年に介助者２名の協力を得て再度・京都の清水寺を訪れました。車いすでの参拝者に対する配慮は一段と進んでいて、車イス利用の参拝者のための通路は滑らかに舗装されてマークが付けてあり、清水の舞台近くには車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが設置されていました。また以前は音羽の滝にまで行くと階段を担ぎ上げてもらわなければ参道に戻れなかったのですが、今回は仮設のスロープ通路がもうけられていました。 

（平成21年参拝）

         　　石段に阻まれたり、南北への移動は困難なことも

茶碗坂を上って行く

ここからが車イスでの清水寺参拝の最大の難所

本堂の近くに車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。
（平成２１年使用体験）

スロープ板などの細かい配慮も

一部段があってはいれませんでしたが京都市街がよく見渡せました。

（平成２１年参拝）

清水の舞台から車椅子で下っていくと音羽の滝があります。

平成２１年時点で音羽の滝にて車椅子では階段があり滝の水をくむことは出来ませんでした

以前石段であったところは仮設のスロープがもうけられ参道の工事が進んでいました。

（平成２１年参拝）

平成２４年再度参拝したところ音羽の滝へのスロープ通路がもうけられていました。

音羽の滝の出口側にスロープが設けられ他の参拝客の方の協力をへて滝の水をくむことができました。
（平成２４年参拝）

清水の舞台から音羽の滝への道も整備されていました。

音羽の滝への途中に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

清水坂
参拝客でいっぱいでした。

京都にある二条城・二の丸御殿には車椅子用のスロープ状の入口が別 に設けられていて、城内用の車椅子に乗換えるか又は車椅 子のタイヤの汚れを拭取れば入城できました。鴬張りの床 も車椅子で渡ることが出来ました。最寄り駅の地下鉄・二条城前駅はエレベーター・車椅子対応トイレ完備でした。
（平成１０年取材）

電動車椅子で訪れたところ、城内用の車椅子に乗換ることをもとめられました。
（平成２４年取材）

砂利道が気になるところですが、桜の季節の二条城もなかなかいいですよ。車椅子で京都の花見にでかけてみましょう。

二条城への車椅子アクセス詳細を見る

トロッコ嵯峨野駅（スロープ・車椅子対応トイレ 有り）から嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に乗車 出来ました、５両編成の客車のうちの２両に車椅 子スペースが設けられていました。客車にはステップがありましたが、車椅子用渡し板を設置してもらえました。車椅子で京都嵯峨野でのトロッコ列車の旅行です。

平成15年時点ではトロッコ嵯峨野駅以外の駅は階段しかなく、折り返し運転の列車にのったまま、車窓からの保津峡の景色を往復で楽しみました。その後、平成２１年に終着駅のトロッコ亀岡駅にスロープが設置されていることを確認、改札口を通らない別通路ですが駅員さんの誘導で利用することができました。
（平成15年と平成21年乗車体験）

トロッコ列車の車椅子スペースと渡し板

＜トロッコ嵯峨駅＞
トロッコ嵯峨駅はＪＲ嵯峨嵐山駅に隣接、スロープ通路で改札口そして平坦にホームへ。改札口外側に車イス対応トイレがありました。
（平成21年撮影）

＜トロッコ亀岡駅＞
トロッコ亀岡駅はJR馬堀駅から少し離れたところにありますが、上肢に障害のないかたであれば車椅子での移動は可能な距離だと思います。スロープ通路は改札口を通らない専用通路で駅員さんの誘導が必要です
（平成21年撮影）